著作権の保護に新たな動きか、日本複製権センターが個別受託開始

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早読みポイント

  1. 日本複製権センター(JRRC)が来月1日から個別の出版社、団体から著作物受託を始める。
  2. 従来は現在の運営母体になる新聞社・出版業界のみ複製権を管理していた。
  3. まずは、3月28日に説明会を開く予定。

ちょっと語れる予備知識

日本複製権センター(旧:日本複写権センター)は、
これまで複製権を管理する著作物の受託を4団体からの委託に限定していました。
この度、団体に属していない出版社、団体等の要請があった為、
使用料配分の仕組みなどを検討しなおし、個別の受託も出来るようにしました。

まず、3月28日に説明会を実施し、
その後、4月8日、4月21日
そして、5月11日と順に説明会を開いていきます。

日本複製権センターって何?

使命:著作物の適正な利用を通じて学術及び文化の発展と普及に寄与する。
役割:著作物の適正な権利保護と利用者の利便性向上を図る
目的:著作物の公正な利用や適切な流通を促進するとともに著作権思想の普及を目指す。

を団体理念として、著作物の複製を管理する団体として存在しています。

主な事業としては
1)複製に係る権利行使の委託を受けた著作物の複製などの利用許諾、
並びに堂利用許諾にかかる使用料の受領・分配に関する事業。
2)著作権思想の普及及び調査研究に関する事業
3)著作物の利用に係る相談、助言に関する事業

よくわからん、もっと端的に言うと?

早い話、著作物のコピー使用について、
権利者へ適正なお金が回るよう、監視チェックを担いますよ。
また、著作物を複製して活用したい人の相談を受けて、
法に触れない様にするにはどうすればいいか指導しますよ。
という事のようです。

基本的なビジネスモデルは前述の著作権の取り扱いによる、
手数料ビジネスです。


参考サイト

公益社団法人日本複製権センター(JRRC)

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